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5/9(土)に開催されたDebug Hacks刊行記念トークセッションに参加してきました。
※最初、いつもの感覚でついつい紀伊国屋に行ってしまったけどれど無事参加できて一安心;

内容としては、本についてというよりも発刊に至るよもやま話やこぼれ話と言った感じでした。
色々聞けて楽しかったです!

Tシャツプレゼントもあって、是非とも欲しかったんだけれども じゃんけん形式だったので
案の定、Getならず…。なぜか人生において大人数で行うじゃんけんに参加すると初戦敗退するという
ジンクスはいまだ崩れず。

以下、パソコンでパチパチ打ってたメモ抜粋(敬称略)
※結構長い&雑多な感じなので、読みたい方のみ続きを読むをクリックしてください。
源流
デバッグ系の本を書きたい(大岩)
社内で20%ルールを検討してるときに思い付いた
→でも、開発には興味ない
    →それで自分が欲しい本を書くことに
         ダンプの見方、アセンブラ、スタック
        →実は既に社内ブログに書いていた

・アセンブラの勉強方法
 ブックマークが社内ブログ(※)にしては多い
 →売れると確信!

※社内ブログというよりも社外向けのブログ

Debug Hacks プロジェクト
 始まりの頃 2008/5中旬
 社内の有志で本を書きたいという話が盛り上がる

 プロジェクト名は「ミラクル出版局」
 実際には「局」があるわけではなく、あくまでプロジェクト名
 →5月下旬の時点ではおおまかな構成は決まっていた

 Debugで本を出版?→難しい
 理由:内容がニッチ
 「管理者、ユーザー向けのほうが売れるのでは?」

 「会社宣伝の書籍は…」
 「自主出版になりますよ」
 自費出版だと費用は著者で負担
 →部数、金額によるが30部3000円で 約800万

 5月末
 →社内で共著者を募集
     ※出版できるかもわからない状態で。
   
 8月
 →社外コントリビュータ探し

 5/29(Linux World Expo)
 吉岡さんがオライリーの担当者と面識あり
 オライリーブースで立ち話
 →打ち合わせの機会をいただけることに。

 6/6
 オライリーさんとの打ち合わせ
 →オライリーさんは反応が違った。
        超好感触。→でも、名前間違ってたというこぼれ話


遅れもなく、脱退者もなく出版できたのも、ある意味では1つの奇跡

Debug Hacks 実現への加速
 6/10 社内の執筆ガイドライン確認
 原則、個人の活動(業務時間外に執筆)
 会社の宣伝に役立つ面もある(※1)ということで、
 次の条件を社内と整合する。
 週2週間までは、会議室等を業務時間な内に使ってもよい
 常識の範囲内で、メールやコピー機の使用も可
 
 6/20
 目次の作りこみ→6月末オライリーさんへ送付
 
※本を作るときは、まず会社に聞いてみるといいよ。

不安の時
 7月  オライリーさんからの稟議結果の返事無し…
     3週間過ぎても返事来ず…
     やっぱり、無理なんじゃないかという気持ちが膨らむ(特に安部)
 
 7/22 Go の連絡キター(゜∀゜)-ッ!!

 内容、コンセプトの摺り合わせ
 ・Linux環境におけるカーネルとアプリの実践的なデバッグのノウハウを提供
 ・トラブルシューティングは属する内容や単純なコマンドの使い方は、本書の対象外

Linux Debug Hacks ← ボツになったタイトル案
※発刊後、ちょいちょいツッコミがあった

ボツになった表紙カバー
・バグ取りホイホイ ← 提案したところ、即却下されたw
・金鳥蚊取り線香
・ゴキブリ(の群れ)

執筆は各自で就業時間外で執筆

原稿は git で管理
 Subversionでしようか? → よしおか の強い希望で git に。
 
 git の実践的な使い方のネタがあったら、面白かったかも。
 
 commit 数の推移
  12月くらいに落ち込む
  →なんで?
     最初は技術的なことをやったりとペースを守れてたけど、
    12月くらいになって、ちょっと疲れた…休憩
    バグの再現がうまくできなくて意気消沈
   
  2/11 校正大会
      校正週間に一気に伸びてる

  2/24 初稿提出
 
  年明けまでなんで進まなかったのでしょうか? to よしおか
  →締め切りドリブンなので、追い込まれないとやれなかったのかなー。
 
月曜日の編集会議
 各自書いてきたHackをレビュー

 質疑がめちゃくちゃ勉強になった
    なんで、このコマンド使ったの?
    どうやってバグ発見したの?
    え~~、誰も教えてくれなかったんだ?!
    →録画して、動画公開すればおもしろかったかもしれない。
   
 質問することが勉強になった。
 自分が書いた内容についても、強いツッコミがあったのでさらに勉強になった。

リモートでの執筆
 全体の状況がわからない
    スケジュール、Hack数、執筆状況他
 Private な git repository
 マージ作業はミラクルさんにおまかせ
 メーリングリストの流量が増えて焦る

ボツネタ
・Crashモジュールを作って楽してデバッグ
・tcpdumpでパケットスニファリング
・「使える」ベンチマークツール集

編集・校正
 「2月中に原稿をいただかないと、4月にだせませんよ!」 by オライリー
 建国記念日の祝日に校正大会!
 章立ての変更
  5章→6章
 語句の統一
 用語集の割り振り
 「用語集や索引が充実していると買う気になると思うんだよね」 by よしおか

Hasksの数を確認すると64Hacksのはずが65個に…しかも、最終的には66個に。

最終原稿提出前の山場
 当初の予定は 2/20 だった。
    出張中なので週末に書きたいな~ by よしおか
 2/23にのばしてもらう
    手直しの依頼
 最後は2/24提出
 
 明らかに原稿があがってない… → 調整に次ぐ調整
 特に「gdb の使い方 その3」

印刷待ち
 オライリーさんで印刷に1ヶ月ちょっとかかる。

見本到着
 4/20 見本がオライリーに納品
 4/21 ミラクルに見本到着
 Tシャツも同時到着
 
完成打ち上げパーティ
 ここで初めて!コントリビュータの2人と著者人が集結

Debug Hacks Conference 2009
 →目の前で自分の本が売れたのは快感
     →Tシャツ(白)は100着用意したのに即日無くなる→レアモノに。
・4/23開催
・当初、100人の枠が1日ちょいで埋まる
・会場のIIJさまにお願いして(こっそり)増やしてもらい、最終的に140人枠に。
 →おかげで、自分も参加できた。感謝感謝。

今後の展望(野望?)
 ・JLSセッション
    →デバッグネタで発表できたらなぁ、と。
 ・Debug Hacks 英語版!等翻訳版の出版
 ・Debug Hacks 2nd
 ・Debug Hacks Conference 2010
    →2009が好評だったので、定期的に開催すれば面白いのではないのかなぁと。
     出版のネタにもなるし、参加するPGの方々の利益にもなるのでは?
     みんなでネタを持ち寄れたらおもしろいと思っています。
   
Q&A(質問内容に関しては聞き取れなかったとこもあるので、間違ってるかもしれません)
・どのHacksは誰が書いたかはわかるんですか?
 →最後に「ちっちゃくローマ字」で書いてあります。

・何社声をかけました?
 →大体2,3社くらい。オライリーさんが一番好感触だった。
  →売り込み方があんまりよくなかったのかも。著者側の気持ちの使え方が良くなかったと思う。
        お互いに「ビジネス」であることを忘れてはいけない。出版社とガチで戦わないと。

・会社の名前を出して本を出すのはいいの? 情報漏えいになるのでは?
 基本的に顧客情報は出しちゃマズイけど、デバッグの技術などは技術者の資産であって
  コミュニティに貢献したがほう得だと思ってる。→全員(※)、特して誰も損しない。→いいじゃないか!
  会社がプレリリースを出してるし。
  ※会社、出版社、著者、読者
 
 ・印税はどうやって分けましたか?
  ページ数割。ページ数の割合で分けた。
  コントリビュータはHacks×単価。
 
・技術をもっとコミュニティに開示していけば、もっと豊かになるのではないだろうか。

・最初に語句統一しなかったの?
 最初に話し合ったんだけれども、「書く」ことに集中しちゃった。

・会社のマーケにかけあわなかったの?
 マーケ的には「無理」でした。

・オライリーさんから何か指導は受けた?
 あまり受けていない。「個人を尊重」していただけた。

・オープンブックスはやらないんですか?(オープンソース的な)
 英知を自由に公開したい気持ちはある。
 しかし、出版という形とどうつながるかがまだわからない。
 「本」というメディアの特性では、書店には流通するけれど、
 インターネットとは特性が違う。
 もし、今後はカンファレンスなんかでスライドや資料を公開することはあるし、
 その資料を基に出版することもあるでしょう。
 だけど、たくさんの人に読んで欲しい。
 学生でお金がない場合には、図書館にお願いしたりして欲しい。
 ※今回は出版権がオライリーさんにあるので、著者が公開することはできない。
   けれど、今度「フリー」をベースに出版することがあれば公開することはあるかれもしれない。

・プライベートを削って書いたのでしょうか?自分の時間や家族との折り合いは大丈夫でした?
 ・調整するのは大変だったけれども、やる気がなくなったことはない。
  1人でやっていたら折れていたかもしれないけれど、みんなで協力して書いたのでやり切れた。
 ・早起き体質なので、妻が起きるまでに執筆をしていた。
 ・家族の配慮は特になかった。
  →ついつい家族サービスを怠ってしまい、妻と子供の様子が…
 ・嬉しい気持ちも強かったし、妻の理解もあった。
 ・独り身だと、土日やるのは楽だけれどもプレシャーも弱くなるので一長一短
 ・結局のところ、十人十色。
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そま宗助

  • Author:そま宗助
  • タイ生まれのちょっと変な?日本人。
    農学博士の父とブラジル日系1世の母の間に生まれたため、普通の日本人とはちょっと違う視点で世界を見つめる男。

    最近、勉強会やカンファレンスにちょいちょい顔出ししてます。

    読書週間継続中?

    ストレングスファインダー
    1.収集心
    2.学習欲
    3.共感性
    4.指令性
    5.運命思考
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